通常、交通事故に遭った直後は正常な精神状態から逸脱しており、双方(たまに3台以上が絡んだ玉突き事故等の交通事故も有りますが)とも冷静な判断が出来る状態ではないはずです。ましてや交通事故に関与した人物の誰かが外傷やむち打ち症などの怪我を負った場合は特に冷静では居られないでしょう。
しかし、その時の適切では無い対応が、後々、交通事故の当事者(加害者、被害者双方)に不利益をもたらさないとは限りません。
交通事故に遭遇したその後にしなければいけない事とその時の注意点をこれから皆様に申し述べて参ります。
①警察(110番)に電話する。
②事故の相手、及び相手の車をきちんと確認する。
③ご自身が契約している損害保険会社(任意保険)に連絡する。
④事故の状況を記録に残す。
⑤病院を受診する。
上記、交通事故に遭遇した際の対処法の5つのポイントの詳細については、後日、申し述べます。
まさかの交通事故。その時あなたは・・・
交通事故は、多くの人にとって初めての経験でしょう。
あなたは知識も経験もない中で交通事故に遭ってしまった時、どのように対処をすればよいかをこれからお話しさせていただきます。また交通事故について解決までの道筋をどのようにつけたら良いかも合わせてお伝え致します。
予期せぬ交通事故に慌てない為にも交通事故に遭った時に是非、知っておきたい基本的な事柄を以下、まとめてみたいと思います。
2016年に起きた交通事故の発生件数は49万9201件、死亡者3904人、負傷者61万7931人。件数も死傷者も、この10年間、減少を続けてますが、交通事故そのものは絶える事が有りません。
新聞やテレビのニュースを賑わす様な重大な交通事故で無くても、軽い接触事故や追突事故は私たちの身近なところで起きています。地方は特に一人一台と言われるくらい車なしでは生活できない時代になり、将に車社会と言える時代の到来だと思われます。それにより交通事故のリスクは高まるばかりです。貴方や貴方の家族が、いつ、交通事故の被害者や加害者にならないとは限りません。
また、小さな接触事故だと思っていても、交通事故で何らかの衝撃を受けていれば、身体は必ずダメージを受けているはずです。交通事故による疾患で最も頻度が高いむち打ち症は、外見上は目立った外傷は有りません。また、病院の検査(X-P・MRI・CTスキャン)等でも、多くは異常は見つかりません。しかし、異常が検知できないからこそ治りにくく、いつまでも、その症状に苦しめられ、また、悩まされることが少なくないのです。
むち打ち症の症状は、頚部(首)の痛みや手足の痺れだけでなく、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、肩こり、腰痛、それに、意欲の減退、集中力の持続性の喪失、性欲の減退等、精神的な不定愁訴とも言える障害も存在します。本人は、つらいのに、他人に、なかなか、その辛さを理解して貰えないジレンマの為に、余計、苦痛が増してしまいます。もし、交通事故に逢ってむち打ち症になったら、どうすれば、良いのかを、これから、少しずつでは有りますが貴方に、お伝えして参ります。