人生の言の葉 その93
道は近しといえども、
行かざれば至らず。
事は小なりといえども、
為さざれば成らず。
筍子(古代中国の思想家)
・・・・・どんなに近い場所も歩かなければたどり着けず、どんな小さなことも行動しなければ達成できません。
どんなことも、自分自身でまずは第一歩を踏み出すことが大切です。
たとえ小さくとも努力を軽んじない人が、物事を着実に達成できるのです。
道は近しといえども、
行かざれば至らず。
事は小なりといえども、
為さざれば成らず。
筍子(古代中国の思想家)
・・・・・どんなに近い場所も歩かなければたどり着けず、どんな小さなことも行動しなければ達成できません。
どんなことも、自分自身でまずは第一歩を踏み出すことが大切です。
たとえ小さくとも努力を軽んじない人が、物事を着実に達成できるのです。
大切なのは、
自分たちがどこにいるかということではなく、
どの方向に向かっているか、ということである。
オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア(米国の作家)
大変だという言葉だけは、
どんなことがあっても
言わないように
しようじゃないか。
関田兼洋(びおらの創始者)
・・・・・困難な状況にあると、つい後ろ向きな言葉や考えが浮かびやすくなり、それにとらわれると、やる気や気力が削がれてしまいます。
辛い時こそ前向きな言葉を使い、自分や周りを励ましましょう。
私を目標達成に導いてくれた秘訣を教えよう。
それは「絶対にあきらめないこと」である。
ルイ・パスツール(仏の細菌学者)
パスツールの成功は、生涯をかけて研究に打ち込んだ、絶え間ない努力によるものでした。
粘り強く取り組み、決して諦めないこと。
それが夢や目標を実現させる秘訣なのです。
後ろ向きなやり方では、
とても生きては行けないよ。
分かるかい。
前向きに進むんだ。
毎日が新しい日なんだから。
ボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエミュージシャン/1945~1981)
明日について心配するな。
今日何が起きるかさえ
分からないのだから。
ユダヤ教の聖典『タルムード』より
・・・・・あの予定はうまくいくだろうか、この先どうなるのだろうか・・
心配は次から次へと湧いてきて、私達の前進を阻みます。
しかし、それらの心配はただの幻想に過ぎません。
まだ起こってもいないことに心奪われるより、今できることに全力を尽くしましょう。
時は過ぎ去るけれども、
ひとたび発せられた言葉は、
永久にあとに残る。
レフ・トルストイ(ロシアの作家)
・・・・・どんなに長い時が流れても、人の言葉は色褪せることなく心に残ります。
あなたの言葉が誰かの胸に落ちて、その先の人生に寄り添うこともあるのです。
言葉を介して、あなたは人の心に生き続けるのです。
どうにもならないことは、
忘れることが幸福だ。
ドイツのことわざ
・・・・・人生には、どうしようもないことが多々あります。
その理不尽さや苦しみに、打ちひしがれることもあるでしょう。
しかし、それらにいつまでも歯向かったり、あがいていても仕方がありません。
どうにもできないことは潔く忘れること。
そして違うとうろで人生を楽しめばいいのです。
自分の心の中で正しいと
信じていることをすればよろしい。
しても悪口を言われ、
しなくても悪口を言われる。
どちらにしても批判を
避けることはできない。
エレノア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻)
・・・・・どんな行動にも、批判はつきもの。
客観的な意見として受け入れることは大切ですが、それに足を取られる必要はありません。
大切なのは、意見を合わせることではなく、自分の信念を貫くこと。
あなたは、あなたの道を歩いて行けばよいのです。
天が幸福を
授けてくれないなら、
自分で磨いて
幸福を得よう。
洪自誠(中国明代の思想家) 『菜根譚』より
・・・・・幸せな人と比べて、自分には運がないと嘆くこともあるでしょう。
しかし、そこで立ち止まっていても、時間は待ってはくれません。過ぎ去るばかりです。
与えらえるのをただそこでじっと待つのでは無く、自ら歩を進めて動き幸せをその手に掴み取りましょう。
そのための実力も才能も、あなたにはもう充分備わっているのですから。
人のために
火をともせば、
自分の前も
明るくなる。
日蓮(日蓮宗の開祖)
・・・・・困っている人を助けたり、同僚の仕事を手伝うなど、人のためになることをすれば、その恩恵は必ず自分に返ってきます。
それは相手との関係が良くなるといった直接的なことだけでなく、思いがけない朗報が舞い込んだり、新しい出会いなど間接的な形でも、もたらされることがあるのです。
人の幸せは、自分の幸せにつながっているのです。
情熱を持って、自分の使命を愛せ。
これほど素晴らしいことはない。
フランソワ・オーギュスト・ロダン(フランスの近代彫刻家)
・・・・・近代彫刻の父と呼ばれるロダンも、修道士や建築作業員などとして働いた時がありました。
その後、ミケランジェロの彫刻に衝撃を受けて彫刻の道を志し、大成したのです。
自分の使命を愛し、一心に打ち込むこと。
これに勝る幸せはないかもしれません。
目で説き伏せなければ、
口で説き伏せられる
わけがない。
フランツ・グリルパルツァー(オーストリアの劇作家) 作品『祖先の女』より
・・・・・「目は口ほどにものを言う」と言われるように、目にはその人の心や意志がそのまま表れます。
どんなに美しい言葉で飾り立てても、目の表情やそれによる表現はごまかしようがありません。
相手の真意を知りたい時は、その目を見つめてみましょう。
生きることが
もちろん
人生の
最高目標である。
フランツ・グリルパルツァー(オーストリアの劇作家) 作品『サッフォー』より
人を用いる道は、
その長所を取りて
短所はかまわぬことなり。
荻生徂徠(江戸時代の儒学者)
・・・・・人と関わる時、相手の短所を気にしていると、マイナス面ばかりが目に付くようになり、良好な関係が築けません。
それよりも相手の長所を探し、そこに目を向けましょう。
そうすることにより、その人の才能や魅力に気づけば、その部分を活かす発想も生まれてくるでしょう。
心が暗ければ
出会うものすべて災いとなり、
心が太陽のように明るければ、
出会うものすべてが幸いになる。
空海(真言宗の開祖)
・・・・・いつも笑顔でいる人は、物事を前向きに捉えることができ、良い仕事や出会いにも恵まれます。
明るい心を持てば、それにふさわしい喜びが舞い込んでくるもの。
明るい心は人生を照らすのです。
過去を
振り返るよりも、
未来への夢を
持つ方が
よいものだ。
トーマス・ジェファーソン(第3代アメリカ合衆国大統領)
・・・・・過去を振り返るのは、もちろん大切ですが、失敗や後悔に囚われてしまうと、行動する意欲や自信を失ってしまいます。
過去に心奪われてしまったら、未来に目を向けましょう。
希望や可能性を心に描けば、前に進む力がわいてくることでしょう。
人が世の中を生きてゆく時には、
自分から一歩をゆずることが、
よりすぐれた道である。
この一歩をゆずることが、
それがそのまま、
次の一歩を進める根本となる。
洪自誠(中国明代末期の思想家) 『菜根譚』より
太陽が沈んでしまっても、
それでもなお夕映えは
美しく輝いている。
だから、人生の晩年に当たって、
君子たるものは、
さらに精神を百倍にも奮い立たせて、
りっぱに生きるようにすべきである。
洪自誠(中国明代末期の思想家) 『菜根譚』より
人の過失をとがめる人は、
心を動かすごとに、
それがすべて自分を傷つける、
刃物となる。
洪自誠(中国明代末期の思想家) 『菜根譚』より