人生の言の葉 その143
賢い人は
聞き、
愚か者は
語る。
ソロモン(古代イスラエルの王)
・・・・・多弁な人は一見博識に見えますが、本当に賢い人は、自分の持つ知識をひけらかすことはしません。
自分が語るより、人の話を聞いて視野を広げることに価値を置いているのです。
多くを語らず、人の話に真摯に耳を傾ける人こそ、豊かな知識を蓄え、物事を深く理解しているのです。
賢い人は
聞き、
愚か者は
語る。
ソロモン(古代イスラエルの王)
・・・・・多弁な人は一見博識に見えますが、本当に賢い人は、自分の持つ知識をひけらかすことはしません。
自分が語るより、人の話を聞いて視野を広げることに価値を置いているのです。
多くを語らず、人の話に真摯に耳を傾ける人こそ、豊かな知識を蓄え、物事を深く理解しているのです。
何を幸福と考え、
不幸として考えるか。
その考え方が
幸、不幸の分かれ目となる。
デール・カーネギー(アメリカ合衆国の実業家)
幸せに、決まった形はありません。
どんなに裕福な環境にいても満たされない人もいれば、貧しくても日々生きられることに喜びをかみしめる人もいるのです。
幸、不幸を決めるのは、自分の心なのです。
仕事を
追え、
仕事に
追われるな。
ベンジャミン・フランクリン(アメリカ合衆国の政治家)
舌は禍福の門。
老子(中国春秋戦国時代の思想家)
・・・・・何気なく言った言葉が、思いがけない災いを呼ぶことがあります。
自分の口にする言葉が、相手にどう響くのか、そして後々どのような影響を及ぼすかをよく考え、言葉を選んで話すようにしましょう。
周りのことを思いやって話せば、人からの信頼や幸福を得ることにもつながります。
夢があるから
前に進めるのだ。
アレクサンドロス3世(マケドニア王)
・・・・・成し遂げたい夢があれば、どんな困難な偉業にも臨む力を発揮できるはずです。
困難に立ち止まってしまった時は夢を思い出し、前に進む力をもらいましょう。
志と欲を
はき違えては
ならない。
一遍(時宗の開祖)
・・・・・「こうありたい」という志は私達を努力に向かわせ、それが成長へと導く大切なもの。
しかし、それが自分の利益だけを求める欲だった場合、周りの人々を蹴落としてまで達成しようとするなど、人としての道を誤ってしまいます。
自分の目指すものが志なのか、或いは欲なのかをよく見極め、欲は捨てるようにしましょう。
勇気とは
恐れを持たぬ
ことではない。
恐れを感じたとき、
それに
打ち勝つことである。
マーク・トウェイン(アメリカ合衆国の作家・「トム・ソーヤの冒険」の著者)
「そのうちに」を
口ぐせに
している人は、
永久に
「そのうち」を
繰り返す。
朱子(中国南栄の儒学者)
・・・・・「今は忙しいから」と言って物事を先送りにしていると、手が付けられないまま時間だけが過ぎてしまいます。
すると、せっかくのチャンスや可能性を逃してしまうことも。
余分な後悔を増やさないよう、できることはすぐ行動に移しましょう。
苦は楽の種、
楽は苦の種と
知るべし。
徳川光圀(水戸藩2代目藩主)
・・・・・誰でも、苦労より楽を望むもの。
しかし、苦労すればその分だけ成長することができ、その後に起きる困難にも対処できる力が得られます。
今、直面している問題も、いつかは自分の力になってくれると信じ、乗り越えていきましょう。
目の前の問題を避けて楽ばかりしていると、いつかは苦労が巡って来ることが、あるかもしれません。
仕事が
楽しみなら、
人生は
極楽だ。
仕事が
義務なら、
人生は
地獄だ。
マクシム・ゴーリキー(ロシアの作家)
・・・・・人生の多くの時間を費やす仕事。
それを楽しみと感じるか義務と感じるかで、人生の色合いも大きく変わるでしょう。
受け身でいると、義務感が強まって苦しくなります。
小さくてもいいので楽しみを見出し、主体性を持って取り組みましょう。
腹が立ったら、
何か言ったり、
したりする前に
十まで数えよ。
それでも
怒りが
おさまらなかったら
百まで数えよ。
それでも
だめなら
千まで数えよ。
トーマス・ジェファーソン(第3代アメリカ合衆国大統領)
感情まかせに怒りを相手方にぶつけると、周囲との関係を壊し、大きな損害を生む可能性があります。
怒りを感じたら、まず自分を落ち着かせましよう。
冷静になれば、不満を解消する適切な方法も見つかり、最善な対処方法をとる事ができるでしょう。
行く言葉が
美しければ、
来る言葉も
美しい。
韓国の格言
人生で学んだすべては
三語にまとめられる。
それは
「何があっても人生には
続きがある(It goes on)」
ということだ。
ロバート・フロスト(アメリカ合衆国の詩人)
・・・・・もうこれで終わりだ・・と思っても、人生は続いていきます。
夜が必ず明けるように、終わらない絶望はないのです。
立ち止まっても、また歩き出せば、新しい人生のページがあなたを迎えてくれるのです。
神は
われわれを
人間に
するために、
何らかの
欠点を
与えた。
ウィリアム・シェイクスピア(イングランドの劇作家)
・・・・・自分の弱さや欠点に悩んだり、苦しむこともあるでしょう。
しかし、その弱さや欠点こそがあなたの人間らしさであり、魅力の一つではないでしょうか。
勿論、謙虚さは必要ですが、自分自身を過小評価するのはよくありません。
欠点や弱点をそのまま受け入れれば、心が楽になります。
あなたは、この世の中でたった一人しかいない存在です。
かけがえのない自分に、誇りと尊厳を持ちましょう。
あなたは、ありのままで十分素晴らしい存在なのですから。
幸運の女神は
準備されたところに
やってくる。
ルイ・パスツール(仏の細菌学者)
人目の
つかない
ところで
善い行いを
しなさい。
道元(鎌倉時代初期の禅僧・曹洞宗の開祖)
人を動かして
説得しようとする者は、
まず己が感動し、
己を説得しなければならない。
トーマス・カーライル(英国の評論家)
・・・・・人は理屈だけではなく、情熱によって動かされるもの。
人から押し付けられたことには抵抗を示しますが、自分がしたいと思うことには意欲的に取り組んでくれるのです。
ですから、人に情熱を伝えるには、まず自分が深く感動し、納得していることが前提であり、大切です。
人の情熱に火をつけるのは自分の情熱なのです。
道は
我々が
見つけるか、
もしくは
我々が
作るのだ。
ハンニバル(紀元前のカルタゴの将軍)
・・・・・前例がないことに挑むのは、勇気がいるもの。
ですが、これまで偉業を成し遂げた人達も、最初は何もないところから努力を始め、成功をつかんだのです。
歩き出せば、あなたの後ろに道ができていきます。
どんな道も、自分を信じて進んでいきましょう。
人の中に眠る最高の才能を
開花させる方法は
称賛し、励ますことである。
チャールズ・M・シュワブ(アメリカ合衆国の実業家)
人格者は
無益な言葉を
発することはない。
栄西(臨済宗の開祖)
・・・・・人から発せられた言葉は、人の心に大きな影響を与えます。
不満や文句ばかりを言っていると、ネガティブな後ろ向きの気持ちになり、意欲が削がれてしまいます。
言葉を発するなら、ポジティブで前向きな明るい言葉を使うなど、他人や自分の役に立つようにしましょう。