人生の言の葉 その103
行く言葉が
美しければ、
来る言葉も
美しい。
韓国の格言
行く言葉が
美しければ、
来る言葉も
美しい。
韓国の格言
他人と会話すれば、
人生がよい方向に
回転していく。
蓮如(浄土真宗の僧)
・・・・・親鸞の教えをわかりやすく人々に説いた、室町時代の僧の言葉。
自分一人で考えることも大切ですが、人と会話すれば新しい発想や考えが得られます。
話すことで自分の考えも整理でき、心も落ち着くでしょう。
人との会話には、多くの学びや発見の種が眠っているのです。
人に言われたことを
そのまま受け取っては
ならない。
その言葉の真意・出所をしっかりと
抑えなくてはならない。
新井白石(江戸時代中期の政治家、儒学者)
人の言葉を表面だけで捉えると、相手の真意を見過ごし、誤解を生む元になることも往々にしてあり得ます。
その言葉の奥にある、本当の思いや意図を知ることが大切です。
逆境は、立派な人物を
焼き鍛えるための
溶解炉のようなものである。
洪自誠(中国 明時代末期の思想家) 『菜根譚』より
・・・・・鉄は、溶解炉で加熱されると強度が増します。
人生の逆境も同じこと。
苦しい状況や困難の中に身を置いて、挑戦や創意工夫を繰り返す度に、人は強くなっていくのです。
逆境を乗り越えた先には、大きく成長した自分が待っているでしょう。
人々からしてもらいたいことは、
人々にもその通りにせよ。
イエス・キリスト(キリスト教の開祖)
・・・・・人に優しくされたい、認められたいという思いがあるなら、まずは自分から人にそれを与えましょう。
あなたが与えたものは、めぐりめぐって、いつかはあなたのもとに返ってくるのです。
与えられるのを望み待つのではなく、与えることから始めれば、人からの感謝とともに同じ恩恵を受け取れるのです。
多くの人が
チャンスを
逃してしまうのは、
チャンスが
作業着をまとった、
大変な労働に
見えるからだ。
トーマス・エジソン(米国の発明家)
・・・・・大変そうに見える事は、誰もやりたがりません。
ですが、そこにこそチャンスは眠っているのです。
誰もやりたがらないことに挑戦する。
その決意と努力の先に、大きな成功が待っているのです。
最も強い者が
生き残るのではなく、
最も賢い者が
生き延びるわけでもない。
唯一生き残るのは、
変化に対応できる者である。
チャールズ・ダーウィン(英国の自然学者) 「種の起源」の著者 進化論の提唱者
勝てる、と思えば勝てる。
勝利には信念が必要なのだ。
ウィリアム・ヘイズリット(英国の作家)
・・・・・どんな挑戦や勝負においても、「必ず勝てる」と強く信じて挑みましょう。
その姿勢が、どんな困難や問題も乗り越える力をもたらします。
また、そうすることにより周りの士気も高まり、協力や支援も得やすくなるでしょう。
人生を喜び、楽しめ。
人生は、愛し、働き、遊び、
星を見上げるチャンスを与えてくれる。
ヘンリー・ヴァン・ダイク(米国の作家)
星のまたたきも、美しい花も、全てはあなたのために用意されたもの。
心のままに生き、人生を謳歌するために私たちは生まれてきたのです。
生きているからこそ味わえる喜びを大切に。
他人の欠点はよく目につくものだが、
自分の欠点となるとなかなか気づかない。
蓮如(浄土真宗の僧)
・・・・・人は往々にして自分以外の周りの人々の欠点や間違いは気づきやすく、指摘や批評をつい、しがちですが自分自身を客観的に見てみるとどうでしょうか。
自分の欠点を自覚し、自身で認めるのは、なかなか難くできないこと。
時には我が身を振り返り、また他人に聞いたりすることにより、自分自身に改める箇所がないかを考えることも必要な事ではないでしょうか。
道は近しといえども、
行かざれば至らず。
事は小なりといえども、
為さざれば成らず。
筍子(古代中国の思想家)
・・・・・どんなに近い場所も歩かなければたどり着けず、どんな小さなことも行動しなければ達成できません。
どんなことも、自分自身でまずは第一歩を踏み出すことが大切です。
たとえ小さくとも努力を軽んじない人が、物事を着実に達成できるのです。
大切なのは、
自分たちがどこにいるかということではなく、
どの方向に向かっているか、ということである。
オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア(米国の作家)
大変だという言葉だけは、
どんなことがあっても
言わないように
しようじゃないか。
関田兼洋(びおらの創始者)
・・・・・困難な状況にあると、つい後ろ向きな言葉や考えが浮かびやすくなり、それにとらわれると、やる気や気力が削がれてしまいます。
辛い時こそ前向きな言葉を使い、自分や周りを励ましましょう。
私を目標達成に導いてくれた秘訣を教えよう。
それは「絶対にあきらめないこと」である。
ルイ・パスツール(仏の細菌学者)
パスツールの成功は、生涯をかけて研究に打ち込んだ、絶え間ない努力によるものでした。
粘り強く取り組み、決して諦めないこと。
それが夢や目標を実現させる秘訣なのです。
後ろ向きなやり方では、
とても生きては行けないよ。
分かるかい。
前向きに進むんだ。
毎日が新しい日なんだから。
ボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエミュージシャン/1945~1981)
明日について心配するな。
今日何が起きるかさえ
分からないのだから。
ユダヤ教の聖典『タルムード』より
・・・・・あの予定はうまくいくだろうか、この先どうなるのだろうか・・
心配は次から次へと湧いてきて、私達の前進を阻みます。
しかし、それらの心配はただの幻想に過ぎません。
まだ起こってもいないことに心奪われるより、今できることに全力を尽くしましょう。
時は過ぎ去るけれども、
ひとたび発せられた言葉は、
永久にあとに残る。
レフ・トルストイ(ロシアの作家)
・・・・・どんなに長い時が流れても、人の言葉は色褪せることなく心に残ります。
あなたの言葉が誰かの胸に落ちて、その先の人生に寄り添うこともあるのです。
言葉を介して、あなたは人の心に生き続けるのです。
どうにもならないことは、
忘れることが幸福だ。
ドイツのことわざ
・・・・・人生には、どうしようもないことが多々あります。
その理不尽さや苦しみに、打ちひしがれることもあるでしょう。
しかし、それらにいつまでも歯向かったり、あがいていても仕方がありません。
どうにもできないことは潔く忘れること。
そして違うとうろで人生を楽しめばいいのです。
自分の心の中で正しいと
信じていることをすればよろしい。
しても悪口を言われ、
しなくても悪口を言われる。
どちらにしても批判を
避けることはできない。
エレノア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻)
・・・・・どんな行動にも、批判はつきもの。
客観的な意見として受け入れることは大切ですが、それに足を取られる必要はありません。
大切なのは、意見を合わせることではなく、自分の信念を貫くこと。
あなたは、あなたの道を歩いて行けばよいのです。
天が幸福を
授けてくれないなら、
自分で磨いて
幸福を得よう。
洪自誠(中国明代の思想家) 『菜根譚』より
・・・・・幸せな人と比べて、自分には運がないと嘆くこともあるでしょう。
しかし、そこで立ち止まっていても、時間は待ってはくれません。過ぎ去るばかりです。
与えらえるのをただそこでじっと待つのでは無く、自ら歩を進めて動き幸せをその手に掴み取りましょう。
そのための実力も才能も、あなたにはもう充分備わっているのですから。